約 85,635 件
https://w.atwiki.jp/takofooor/pages/25.html
今回のGVは砦5個も回って、SSもたくさん採っていたので、枚数が多くなってしまいますた。 ページが重くなりそうだから別ページに貼り付けておきます。 L5をポポに落とされたあと、奪回に向けてこちらから攻めに行ったときのSSです。守りが堅くてすぐ死にました。 V1を攻めたとき。 V1防衛中 V1が落とされる少し前。オレは凍ってますね。 C2を攻めたとき。ERに入ったとたん蒸発。SSだけ採ったー 同じくC2。防衛中の様子。 L4のLGを攻めたとき。魔法地帯を抜けると罠だらけでした。アンクルに引っかかったのでMSで攻撃してたら、Sbrが飛んできて死。 V2でエンペ消えた直後。すごい数の敵だった。 最後は恒例の集合写真
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/553.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 250 ゆっくりSSをれいむに読ませてみた/コメントログ」 作者は天才か? -- 2010-08-06 08 29 16 いいえ、ケフィアです。 -- 2010-11-02 19 17 33 俺は評価するw ↓ -- 2010-12-16 10 30 37 作者は病気シリーズktkr -- 2011-02-13 08 47 25 うふふw -- 2011-10-15 14 49 44 愛でSS読ましたら治るんじゃね でも面白かった -- 2012-03-03 18 23 56 いがいなところから後悔は後から来るものだとこれを見てつくづく思った -- 2012-05-17 19 04 25 新しい発想 -- 2012-07-08 11 47 41 お…お前…『「キャベツ畑」や「コウノトリ」を信じている可愛い女のコに、 無修正のポルノをつきつける時を想像するような下卑た快感さ』って完全に幽☆遊☆白書の樹じゃねぇか… -- 2012-08-28 16 31 22 れいむが純粋過ぎるな、新しい切り口で面白かったぜ -- 2012-12-17 19 17 21
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/223.html
薄っぺらい殺人事件 「概して、事件の外見が奇怪に見えれば見えるほど、その本質は単純なものだ。平凡な顔ほど見わけがつきにくいように、ありふれた特徴のない犯罪ほど、本当はやっかいなんだよ」 ―――シャーロック・ホームズ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 834 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 19 55.28 ID K8sSKK5l0 汚いなさすが探偵きたない 835 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 20 22.45 ID K8sSNxy60 綺麗な決着というか、見事なルールを突いた探偵らしい勝ち方。 836 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 20 54.15 ID w62RS7Hp0 なんて汚く面白い手で勝つんだ! 837 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09 21 00.07 ID bsHiKK5l0 糞尿汚えな!探偵マジ汚えな! 『本格派の探偵』遠藤終赤は怒りに震えていた。 旧き良き大日本軍事探偵制の復活を希望する終赤にとって、探偵に汚いイメージを与える偽名探偵こまねが許せようはずもない。 ラーメン探偵も大概ではあったが、負けてなお意地汚く戦う偽名探偵こまねに比べればマシである。 「それでは、遠藤終赤様は裏トーナメントに参加される、ということでよろしいですね」 「はい。拙は無様に負けた自分も、探偵の名を汚す『偽名探偵こまね』様も許すことはできません」 「承知いたしました、それでは対戦相手が決まり次第ご連絡差し上げます」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「次の対戦相手は『賞金稼ぎ』の山田さんと『本格派の探偵』の終赤ちゃんかぁ~ どっちも厄介な相手ではあるけど、ま、四葉ちゃんの現代兵器の敵ではないかなぁ~」 「……ちょっと駒音、何勝手に人の能力使うこと前提で話してるのよ」 「えぇ~?だって私たち同盟組んだんだから一緒に戦うのは当たり前じゃない~? ルールのどこにも仲間を戦いに参加させちゃいけないなんて書いてないよぉ~? どっちかっていうと、山田さんと終赤ちゃんにどうやって同盟に入ってもらうかの方が難題かなぁ~ 山田さんはファントムルーザー(※ファントムルージュに負けた人のこと)同士それなりにうまくいく気もするけどねぇ~」 「四葉、こいつ本気だぞ。本気でお前の現代兵器で終わらせる気だ」 「ホントに汚いわねこいつ…」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「さて、…では作戦会議を始めましょうか…」 「あぁ、頼むよ澄診ちゃん…」 ザ・キングオブトワイライト裏トーナメント第二回戦の二日前 、 四つ目興信所の所有するパネルバンの中で、 山田、兎賀笈澄診の二人はパイプ椅子にすわり作戦会議を行っていた。 そう、いつもの作戦会議からは兎賀笈穢璃が欠けている。 会議に参加している二人も本調子ではない。 それでも裏トーナメントに参加したのはもちろんファントムルージュに一矢報いるためである。 「まずは『本格派の探偵』、遠藤終赤ちゃんね…。彼女の能力は『スマート・ポスト・イット』 手に触れた物体をポスト・イットのように引きはがし、二つに『分割コピー』する能力よ… 厄介なのは生物、さらに自分にも普通に使えることね。実際、自らを分割して偵察に使うことも多いみたい…」 「随分とケッタイな能力だな…」 「でも彼女とのやり辛さは能力そのものよりも『本格派の探偵』にあると思う… 彼女たち『探偵』は一挙手一投足で推理小説の形式をなぞり推理光線を繰り出してくるわ…」 「…、悪い、本調子じゃないからかもしれないけどちょっとよく解らない…」 「『探偵』っていうのはね、推理を究めると指先から推理光線が出て犯人を刺し貫くものなの…」 「…うん、まだ本調子じゃないからそれでいいや…」 「…じゃぁ続けるよ。『本格派』は中でも『形式』を重視した流派なの。 つまり簡単に言えば、『古典的な探偵っぽいことするほど強い』 例えば伏線を張れば強いし、探偵っぽい言動をすれば強いわ…。 『探偵っぽい』ことが彼女の最大の『武器』になるわけね…」 「…おい、次の対戦場って『温泉旅館』だろ、まさに探偵におあつらえ向きじゃないか」 「…うん、おそらく今回は『温泉旅館』という舞台自体が彼女の最大の『武器』になるだろうねー 多分推理光線の射程は3倍の3mぐらいになるんじゃないかな」 「まじかよ、探偵って何なんだ…」 山田は思わず大きく息を吐く。 それは相手へのやり辛さからくるものだけではなく、ファントムルージュの後遺症の影響も大きい。 WL社特製の『ファントムルージュ』特効薬。それは確かに効果があった。 しかしその効果はファントムルージュの完治させるには程遠かった。 1日3回服薬しても少し気を抜けば奇声を叫びたくなる。そういう状況である。 事実、肉体的ダメージも多かった兎賀笈穢璃は未だに目高機関御用達の病院に入院中だ。 「…続いては『偽名探偵こまね』ね。能力は『音玉』。音をシャボン玉に変える能力。 能力で生まれたシャボン玉の位置を知覚することもできて、それを使って探知能力みたいな運用をしてるみたい。 …さらに能力範囲が最大で半径100kmとバカみたいに広いのも注意かなー。 この広範囲をうまく使って前回は高島平四葉を遅刻させる『場外戦術』を使ってたね」 「こっちはこっちで厄介だなー。…しかも『探偵』なんだろ?」 「そのはずなんだけど、彼女は推理光線とか出したことはないんだよねー しかも、彼女も私たちと同じ病院にいたからちょっとカルテを漁ってみたんだけど、彼女の本名はどうも『駒音(こまね)』みたいなんだよ てっきり『こまね』っていうのが偽名なのかと思ってたけどそうじゃないみたい… ホントはもっと調べたかったんだけど…」 「いや、澄診ちゃんはホント良くやってくれてるよ…」 あんな目にあったのに、という言葉を山田は飲み込んだ 「…ありがとう。あとは前回の戦いで同盟を組んでたのがすごく気になる。 光学的な幻を見せる『雨竜院雨弓』と敵の武器よりもちょっと強い武器を召喚する『高島平四葉』 どっちも容易い相手じゃないわ。特に『高島平四葉』の方は現代兵器も召喚できるから…」 「さ、さすがに運営もそれは認めないんじゃないの?」 「…淀輝ちゃんもわかってるでしょ。この大会の運営は相当甘めにルールを解釈してる。 『事前に試合場に』『ゲーム参加者の仲間』を立ち入らせることをOKとしたんだよ…。 しかもお料理対決やバラエティ対決まであったんだから」 「…たしかに、これは事前に手を打たないとまずいなぁ…」 「しかも遠藤ちゃんがすごく駒音ちゃんにライバル心抱いてるみたいだから、下手したら推理対決!なんてことにもなるかも」 「えーー」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ †運営からの通告† 山田様からの打診があり、遠藤終赤様と偽名探偵こまね様の了承も得たので、温泉旅館の試合では以下のルールが基本ルールから追加されます。 内容はお三方へのヒヤリングをふまえ、運営側でできるだけ不公平が生じないようにしています。 なお、『試合』とは定められた戦闘領域内で、既定の試合開始時間から決着がつくまでに行われる勝負のことを指します。 1.試合でのアナウンスやギブアップ宣告の改ざんの禁止(アナウンス消したりしちゃダメ) 2.参加者の仲間が試合外で対戦者を攻撃した場合も参加者本人の反則負けになる(仲間に闇討ちさせるのダメ) 3.試合における自分以外の人物を立ち入らせることや、自分以外の人物の能力を直接的に利用することの禁止(仲間連れ込んだり、仲間が召喚した武器もちこんだり、仲間の近代兵器で試合場を攻撃しちゃダメ) 4.本試合での勝者は通称『遊園地同盟』のリーダーとなり、敗者をその同盟に追加する権利を得る ★よくあるQ&A★ Q.相手の声真似してギブアップしたことにするとかもないなのぉ~? A.ダメです Q.仲間が事前に能力を使って情報収集したりするのはありなのぉ~? A.ありです。情報の利用は能力の直接利用には入りません Q.終赤ちゃんの能力で参加者が2人になったら「2.」のルールは適用されるのぉ~? A.いえ、コピー体と合わせて1人として扱われます。なのでコピー体が生きた状態で試合場外にいる場合は反則負けとなります Q.なんか異様に私を狙い撃ちしたルールになってないぃぃ~~?? A.「4.」を認めたてあげたんだから我慢しろよ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 『偽名探偵こまね』が試合で悪いことできないように追加ルールが色々と定められた。 その分同盟に関するルールも追加されたが、ひとまずは置いておくべきである。勝てばよいのだから。 (これで拙の方が探偵としてあるべき姿だということが証明できます。) 舞台となる温泉旅館は東京から近いといえども、秘境感があふれた趣で、あたりに霧も立ち込めていた。 寂れた駅から舞台となる温泉旅館へは一本道である。 (探偵にふさわしい舞台ではないですか) そう心の中でつぶやく遠藤終赤は既に厚みが半分となっていた。 彼女の調査によると偽名探偵こまねと遊園地同盟一行は数日前から現地入りしているようだ。 明らかに怪しい。 そのため偵察として先に『半身』を旅館に送り出していたのである。 厚みを半分にしたのは裏1回戦のように駒音が「相手を遅刻させる」戦術を行ってきたときに、即座に本体である自分が自害することで偵察用のコピー体で戦うことを想定しているからである。 死体は戦闘領域外に出ても場外判定にはならない。 もちろんその場合でもコピー体は半分の力しか出せないし、能力の制限時間を超えれば強制的に敗北が決定するが、彼女には『偽名探偵』などスピード解決する自信があったのだ。 (いかなるトリックも拙が見破ってみせます) 試合開始まで残り30分、というところで遠藤終赤の本体は温泉旅館に到達し、 ダン、という銃声と 「きゃあああああああああああ」 お約束のように悲鳴を聞いた。 (くっ、こんな時に事件ですか!) 一流の探偵であれば悲鳴の発生源と自分の位置関係はすぐに分かる。 彼女は声を聴いた瞬間に本能的に駆け出していた。 そして悲鳴の発生源、混浴場にたどり着いた彼女は、 温泉を赤く染める 偽名探偵こまね の死体がプカプカと浮かんでいるのを発見した。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 遅刻を恐れていた山田も試合開始の1日前には温泉旅館に到着し、現地の調査を行っていた。 実際見てみると運営からもらったパンフレッド通りの綺麗な旅館ではなく、まさに事件でも起こりそうな『古さ』を思わせる建物であった。 トラップを仕掛けることも考えていたが、駒音あたりがわざとひっかかって戦闘前の戦闘攻撃だとイチャモンをつけてきそうなのでやめた。 山田にも銃声と悲鳴は聞こえていたが、罠である可能性を考えしばらく様子を伺っていた。しかし ピン↑ポン↑パン↑ポン↑ッ♪ 『実況の佐倉光素です。緊急事態です。偽名探偵こまね選手の死体が発見されました。 関係者の皆様は混浴場までお集まりください』 ピン↓ポン↓パン↓ポン↓ッ♪ という館内放送の声を聴いて現場へと向かった。 これが罠という可能性も十分にあったが、彼は既に温泉旅館にたどり着いており、遅刻の危険性がないと判断したのである。 彼が現場でまず目にしたのは 「これは確実に死んでいますね…」 既に検視を始めていた遠藤終赤の姿であった。 (目ッケ!(アイスパイ!アイ)) 能力を使ってみてもシルエットとして見えたのは遠藤終赤だけである。 つまりこれは駒音が死んだふりなどではなく魔人ですらなくなった『死体』であることを示している。 ただし、死体には明らかに不審な点があった。 駒音の死体も『厚みが半分』だったのである 「おい、マジかよ…。まだ試合開始前だぜ。なんでこいつが半分とはいえ死んでるんだよ」 「現時点ではまだ謎ですが、拙が解き明かして見せましょう。叔父の名に懸けて」 「いや、でも試合はどうなるんだこの場合」 ピン↑ポン↑パン↑ポン↑ッ♪ 『大変もうしわけございません。現在運営側でも事件の全容が分かっていない状態です。困りました もしもこれが試合前の戦闘行為であった場合は当然殺人を犯した選手は反則負けです 殺したのが参加選手自体でなく仲間であった場合も同様です 戦闘開始前に事件が解決した場合はそれをもとに反則判定を行います しなかった場合はそのまま試合開始とします 偽名探偵こまねさんが見当たりませんが彼女もまだ半分生きているようですし』 ピン↓ポン↓パン↓ポン↓ッ♪ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◇読者への挑戦状代わりの謝罪文◇ 大変申し訳ございません、書く時間が足りませんでした。 この後、遠藤終赤(本体)と山田の調査によって以下のような事実が判明します。 *死んでいたのは偽名探偵こまね(コピー体) *死亡時刻は2人が悲鳴を聞いた時間と同じ *死因は頭部に打撃系の致命傷を受けたことによる。即死 *銃声が聞こえたにもかかわらず、死体には撃たれた痕はなく、現場に銃自体も銃痕も見当たらなかった *大広間に酔いつぶれた遠藤終赤(コピー体)と高島平四葉がいた **四葉に話を聞くと、遠藤終赤(コピー体)と偽名探偵こまねは試合開始前だというのに口論に発展し、どちらがより探偵かで実技での勝負を始めたらしい **ハードボイルド探偵の素質を見るために最後に飲み対決になり四葉も巻き込まれたらしい *偽名探偵こまね(本体)は気づいたらいなくなっていた ここまでの部分で、推理に必要な手がかりは全て晒したような気がします。できていない気もします。 一体誰が偽名探偵こまね(コピー体)を殺したのか。 そして試合の勝者は誰なのか。 推理したうえでこのSSに投票してみてください。 コメントに推理書いてみたりしてもいいかもしれませんね! 勝ちあがったときのみ解決篇が書かれるでしょう。本当にごめんなさい! このページのトップに戻る|トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/damecool/pages/21.html
投稿されたSSのまとめです。 男「それじゃあまた明日来るからな。」 女「ん、また明日だな。・・・あ。」 男「どうした?」 女「そういえば明日はお母さんがうちに来るそうだ。」 男「え、そうなの?って、やばいじゃん!部屋こんなに散らかってて・・・。」 女「・・・多分問題ないと思うがな。」 男「いいから!俺が手伝ってやるから片付けるぞ!」 女「うーむ・・・。」 女「ああ・・・それは捨てないでくれ・・・私にとっては大切な・・・ああ、それも・・・あっ・・・」 男「まるで現場監督だな。ていうかなんか、こういう光景見たことあるな。朝のワイドショーとかで・・・。」 男「女、今持ってる服全部出せ」 女「全部?…面倒くさ」 男「いいから出せ」 男「…… 制服に、ジャージに、セーターに、ドテラ…。…これだけ、なのか…」 女「まあ、後は下着が二組あるが…それまで見せろとは言わないよな?///」 男「……顔赤くしてるとこ悪いが、ちょっと待て二組しか無ぇのかよ!?」 男「いかん、も、もう・・・限界・・・。」 ピンポーン 女「ん、入って。」 女母「はいはい、お邪魔し・・・あれー!めっちゃ片付いてるやん!」 女「ん。」 女母「やっぱり一人暮らしをはじめるとしっかりするんやなー!お母ちゃんめっちゃうれしいわ・・・」 女「い、いや・・・。」 男「ZZZZZ・・・」 女母「あら?この子誰?あ、あれなんちゃうん?彼氏ちゃうん?」 女「・・・ん。」 女母「・・・そういうことかいな。・・・大変やな、この子も・・・。」 男「ZZZZ・・・!!」 『風邪』 女「ゴホッゴホッ」 男「なんだ女、風邪か?」 女「ああ、しかし問題ない」 男「は?」 女「馬鹿は風邪を引かないというだろう 風邪を引いたということは私は馬鹿じゃないということだ」 男「夏風邪は馬鹿が引くって知ってるか・・・」 『風邪その2』 女「ゴホッゴホッ」 男「なんだ女、また風邪か?」 女「ああ、しかも今は夏じゃない」 男「でも風邪をこじらせるという事は体調管理がなってないんだろ」 女「・・・いやしかしこのありさまなのに 風邪だけというのはやはり免疫力がすごいんだ!」 男(そこは自慢げに言うべきじゃないだろ・・・) ああ 1作目2作目ともになんか違う気がする・・・ 女「最近思ったのだが私はもっと人に評価されるべきではないか?」 男「すくなくとも、こたつでピザ食いながらネトゲしてるお前に説得力は無いな」 女「いや、良く考えてみろ・・・自分で言うのもなんだが・・・」 男「ん」 女「これだけ怠惰な生活しといて単位を落とさないのは・・・ある意味・・・」 男「お前・・・何日寝てないんだよ・・・;」 女「3日前からドロップ率2ば」 男「疲れてるんだよ・・・お前・・・ちょっと病院に行こう・・・」 女「いや・・・でも・・・もう少しイケル気がする」 男(ダメだこry) 女「実は明後日に引越しでな。早急に部屋を片付けなければならない」 男「何で今まで言わなかったんだよ・・・。手伝うから早くするぞ」 ガサゴソ・・・ガサゴソ・・・ 女「む、これは・・・究極超人あーる?なんと懐かしい」 男「読みふけるな!・・・なんだこの箱。パカッ、これは、遊戯王カード!」 女「懐かしいな。私もよくここまで集めたものだ」 男「これだけあれば二人分のデッキは作れるな・・・」 女「ふ、いいだろう。その勝負、受けてたつ」 チュン・・・チュンチュン・・・ 男女「あ、あれ・・・・?」 女「今は夏だとばかり思っていたが…」 ニュース「韓国人男性、ゲーム50時間連続プレイで死亡」 女「私は常に死と隣り合わせだったのか・・・」 男「休め」 男「そういやさ」 女「ん?」 男「女犬飼ってたよな?ここ数ヶ月姿をみてないんだが…ちゃんと世話してるよな?」 女「当たり前だ一週間に一度必ず与えてる」 男「なんだちゃんt…ちょっと待て!?一週間に一度だと?そんなんでもつのか…?」 女「仕方ない、無事な姿を見せよう…さぁ餌の時間だぞニート!」 男「ちょ…その名前はあんまりだろ!って押し入れから出てきた!?しかもあのリュックはなんだ…?」 女「あぁあれの中にな、一週間分の餌を入れておくんだ。水も持たせてるから大丈夫」 男「んじゃあいつは一週間に一度しか動いてないのか…?」 女「そうだな、餌と言えば出てくるがな。まぁこまめにやるより一度に沢山やったほうが私もニートも楽だ。さて補充完了、もう行っていいぞ」 男「…なんか間違ってるよなぁ…。ところで女、ちゃんと糞とかの始末は…」 女「あぁそれは盲点だった。だからあそこからは異臭が…」 男「い ま す ぐ 掃 除 し ろ!!」 長文スマソ(-ω-`;) 女「いらっしゃい男。しかし早起きだな、まだ四時半だぞ? そんなに私に会いたかったのか?」 男「おう、頼むからAMとかPMとかたまには思い出せな」 女「すまないがそこにおいてあるメモの物を至急買ってきてほしい」 男「なになに・・・オムry・・おいトイレに逝け」 女「経験値2倍キャンペーンは1秒たりとも無駄には出来ん」 男「(駄目だ、今すぐry)」 女「さて、今日は何月何日だったか…」 『ダンス』 女「男よ、この踊りを見てくれ」 男「踊り?運動しないお前にしちゃ珍しいな」 女「ではいくぞぅ」 男「ほぉ、結構上手いじゃん。で、その踊りなに?」 女「ハレ晴れダンス」 男「・・・・・・」 『チーター』 女「えぇい勝てない!」 男「どうした携帯ゲーム機とにらめっこなんざして」 女「MPOをやっているのだが全然勝てずに兵士が取られていくのだ」 男「意外だな。お前はオンゲーなら何でも出来ると思ってたよ」 女「こうなったらキャンベル使って・・・」 男「頼むから人様に迷惑をかけるな」 『勧誘電話』 女母「女ー電話!」 女「もしもし」 電話「○○アカデミーですが女ちゃんですか?学校の成績どうかな?よかったらうちに・・・ 女「興味無いです」 ガチャ 女「さてBF2の続きをやるかな」 女「入れ」 男「どおおお・・・どんどんと本の量が増えていくな・・・。漫画喫茶かお前の部屋は」 女「ふん、つまらない冗談だな。・・・・・・・・・・・・・・・・」 男「おっじゃましまーすっと」 女「1時間200円になる。3時間パックだと600円だ」 男「金とんのかよ!しかもパック料金お得になってないし!」 女「ちなみにドリンクは置いていない」 男「サービス悪っ!」 女「飲食物の持ち込みは可。しかし私も拝借する」 男「食われるのかよ!」 『稼ぎ』 女「男!生活費を稼ぐ方法をみつけたぞ!」 男「ほぉ、どんな方法だ」 女「実はな、余りに余ったギルの使い道が無いのだ。だからネット上で他プレーヤーに売れば・・・ 男「止めれ」 文才なくてスマソ 出かけてくる 女「すまないな。毎度毎度のことながら」 男「いいってことよ。栄養失調で死なれても困るしな」 女「・・・折り入って要望があるのだが」 男「?」 母「すまないね。私の分まで作ってもらって」 男「い、いやぁ2人前も3人前も同じことですよ。ハハハ・・・」 女「次回からも頼むぞ」 男(こいつら、親子揃って・・・) 女「留年・・・・?何!高校生でも留年はありえるのか・・・」 男「ほら、女。誕生日プレゼントだ」 女「なんと!今日は私が生まれた日だったのか」 男「自分の誕生日ぐらい覚えておけよ・・・」 コードダメス 女「男よ、全力で私の身の回り世話をしろ!」 男「何をいってるんだか・・・」 数時間後 男「おーい、飯できたぞ、こたつの上片付けろ」 女「ああ・・・」 女(私にはギアス能力があったのか) 最後の最後で壮大に誤爆ってしまった・・・しかも阿部スレ 女「男よ。突然だが部屋の模様替えをしようと思う」 男「模様替えの前に掃除をしたほうが・・・」 女「構想は頭の中で完成済みだ。協力頼む」 男「よっ・・・しょ。えーと、パソコンは・・・机の上か」 女「違う。こたつのすぐ近くにおいてくれ。コタツに入って寝ながらできるように」 男「・・・・・・・」 女「電気の紐も短すぎだな。これでは寝ながら消せん」 男「・・・・・・・」 女「カーテンも、どうせ開ける必要はないのだし、もっと厚めの物に変えよう」 女「ふう・・・完璧な配置だ」 男(寝ながらにして全ての物に手が届く・・・なんという巧みの業) 女「何なんだろうな・・・この喪失感は」 男「そこまで言うほどじゃ・・・」 女「明日から何を楽しみに生きていけばいいのだ・・・」 男「・・・他にやることはないのか」 女「ないな・・・」 男「働け」 【からけ】 女「三日ルール……?」 男「あ?ああ、あれだろ。三日経ったら消えるとか」 女「そうらしいな。しかしこんなおもしろいスレを落とすのも勿体ない。スレ立てスレ立て……」 男「……空気読めよ……」 ダメクールならこうだろwww さよならみんな。楽しかったよ。 電車内 男「ふぁ~」 女「眠いなら寝たらどうだ? どうせ同じ駅で降りるんだ、着いたら起こすよ」 男「ああ悪いな。じゃお言葉に甘えて」 男「ぐー・・・(寝息)」 女「・・・」 男「ぐー・・・(寝息)」 女「・・・」 男「ぐー・・・(寝息)」 女「ぐー・・・(寝息)」 男「で、何でこんな遠くまで着てるんだ?」 女「なに、少しでも男の側にいる時間を稼ごうとしただけだ」 http //www.vipper.org/vip456875.png 時間切れorz 描きかけで申し訳ないが晴らせて貰う。 俺としてはヌルい駄目さもいいんじゃないかなと。 医者「もってあと10分の命です」 男「あんな汚い部屋に暮らしてるから・・・バカヤロウ・・・」 女「う・・・あ・・・」 男「だいじょぶか!女!?」 女「ドロップ2倍・・・今日まで・・・」 男「この期に及んでネトゲか!」 女「男、明日ちょっと付き合ってくれ」 男「暇だからいいけど・・・」 女「よし、明日よろしくな」 翌日 男「パソコンあるのになんでネカフェなんだ?」 女「今日はネトゲのイベントでネカフェから繋ぐとレアアイテムが貰えるんだ」 男「俺がついてくる必要はあったのか?」 女「もちろんだとも、このメモにやることを書いてあるから実行してくれ、ちゃんと御褒美も考えてある」 男「ああ、分かった」 女「今日はご苦労だった」 男「それで褒美とやらは・・・」 女「このアカとPWをあげるよ、といっても男の住所で登録したアカだから違反じゃないぞ」 男「それって」 女「これで多重起動しないで狩が楽に・・・」 男「お前な、そんなことじゃ就職とかできないぞ」 女「男に永久就職するからべつにいい」 男「おまえなぁ・・」 女「できた。」 男「はぁ?」 女「だからできた、男の子供が。」 男「なにぃぃぃぃぃ!!!!!」 女「だからあれほどつけろといったのに・・・、ダメな奴だ」 ~HAPPY END?~ ~結婚後~ 男「別にさ、玄関前で『いってらっしゃいのキス』してくれ、なんていわない」 女「・・・・・」 男「でもせめて、朝飯ぐらい作ってくれないか?」 女「無理だ・・・眠い・・・」 前
https://w.atwiki.jp/damecool/pages/18.html
とうこうされたSSのまとめです 女「トイレが詰まってから1週間が経ったな」 女「おはよう、男」 男「おは…ぶぉあ!何があった!?爆発か!?」 女「いや、実は昨日2週間ぶりに頭を洗い、今朝起きたらこうなっていて…」 男「…き、昨日までぴちっとしてたのは皮脂のおかげだったのか…」 女「やはり髪の毛など洗うものではないな」 男「…友にセットの仕方教えてもらえ」 女「男、デートをしよう」 男「まずはユニクロで着飾った服を辞めてから言え」 女「しまむらへ行くか……」 女「お茶でも飲むか?」 男「お、悪いなサンキュー」 女「おい、それは違うぞ」 男「へ?どう見てもお茶じゃ・・・」 女「私の一番搾りだ」 男「トイレに行こう、な!」 女「おひ、ほと……」 女「ごほん。おい、男」 男「なんだよ今の変な声は」 女「いや、声出すの久しぶりでな」 男「たまには外出ようぜ……」 男「こ、これはなんとゆう汚部屋!」 女「つうか、自分はダメクールってゆうか溜めクールっすからサーセンwwww」 男「( ゚д゚ )」 男「こっちくんな」 女「クール……何事にも動じない人のことを指すのだな?」 女「つまり、部屋が汚れていようが動じない…」 女「家事全般が出来なくても動じない」 女「仕事が見つからなくても動じない!」 女「これは素晴らしい……素晴らしい人生では無いか!!」 男「単なる開き直りじゃねーか…」 女「冬なんだから剃らなくても良いだろう?」 ちょこちょこ出てくる一行作品が巧くてよろし 女「私のありのままが肯定されているんだろう? 更生など不必要だ」 男「俺には怠けたいがための言い訳に聞こえるぞ」 男「女さ。小はペットボトルにしてるらしいが…お前、大の方はどうしてんだ?」 女「……さすがの私でもその質問は少しヒクぞ」 男「お前が言うな!!俺だってこんな質問したくねぇよ!!」 女「いくら何でも、そっちはちゃんとトイレに行っている」 男「(良かった…本当に良かった……)」 女「ただ、喉元過ぎれば熱さ忘れる、と言うかな」 男「ん…?」 女「出した後、流すのが面倒で」 男「うわああァあああアぁんッ!!」 女「じょ 冗談だ くびを しめるなッ」 女「えぢっし! ぅえじゃいふっ!」 男「……お前のくしゃみ、うちのおとんみたいだな」 女「ほぅ、それは奇遇。お父さんにはよろしく言っておいてくれ」 男「俺はオヤジくさいぞと暗に言ってるんだが」 女「そうだな、最近の女学生はオヤジ化が激しいらしい。 私も例に漏れなかったということか」 男「俺はだらしないところがそれとなく出てきちゃってるぞと暗に言ってるんだが」 女「これが私のアイデンティティなんだろう? 今さらどうこうしようとしても、スレ住人からブーイングを食らうだけだろう」 男「俺はそんなくしゃみしてるとお前の可愛らしさが台無しになってがっかりだと暗に言ってるんだが」 女「んなっ……!? な、な、そんな……えびきしゅっ!」 男「( A`)」 男(スレ住人……?) 女「このスレの住人もなかなかのダメ人間っぷりだな」 男(スレ住人……?) 女「さすがに明日のテスト落とすのは不味い……いい加減に勉強せねば……」 女「……5時46分か。何か半端だな。6時になるまでネトゲ続けるか」 女「ん、レアアイテムイベントか……参加するか」 男「で、気付いたら朝と」 女「そんなこともあったな。懐かしい話だ」 男「都合の悪いことはすぐ思い出フォルダにポイですか」 女「二兎追うやつ負け組プギャーという古事もある。私はレアアイテムという兎を追うことに専念したのだ」 男「留年の兎穴に落ちてもお前はアリスになれないんだからな……」 TV「最近、買い物袋をもらわないよう、『マイ買い物袋』を持参する動きが出てきています」 TV「それに合わせ、メーカー製のおしゃれな買い物袋も登場し……」 女「ふむ……」 店員「合計で、2167円頂戴いたします」 女「あ、袋は……」 店員「はい」 女「……2つに分けてくれ」 店員「かしこまりました」 女(次こそは……! 次こそは……!) 女(うぅ、キツい……半年ぶりに電車に乗ってみればギュウギュウだ……) ――むぎゅうぅ むぎゅぅ―― ――むぎゅ!―― 女(こッ、このピザ、足踏んだ……!) 女(ただでさえストレスたまるのに……このっ) 女(なぜいつまでも気付かないんだ……ピザゆえ……?) 女(くそっ、直接言ってわからせるしかない……!) 女(一言もの申してやる……もの申してやる……!) 女(次こそは……! 次こそは……!) 女「……」 男「お、何だそれ。マッサージチェア?買ったのか?」 女「ん、ああ」 男「どうだ、使い心地は」 女「使い心地はとても良いんだが……ときに男。一つ頼みがある」 男「ん?どうした?」 女「マッサージが一通り終わったんだが、もう一度スタートさせるのが面倒臭い…ちょっとこのスイッチ押してくれ」 男「(指一本動かすのも面倒だと言うのか…ッ!?)」 結論:餌を与えてはいけません 女友1「王道すぎて忘れてるでしょ、スマップ!」 女友2「バンドじゃないじゃんwwwww」 女「まあなんだかんだで、歌えば売れてる感じだな」 女友2「あたしはね、B’zの稲葉さんのヘソがね……」 女友1「オヤジなうえにエロいよwwww」 女「顔も細ければ腰も細い……人間じゃないかも知れないな」 女友1「ていうか歌の話しよーよwwwwwww」 女友2「女はどういうのが良いの?」 女(最近のお気に入りは熱帯JAZZ楽団とPYRAMID……) 女「EXILE……かな」 女友2「おー、ちゃんと歌の話だwwwwwww」 女友1「あたしEXILEアルバム全部持ってるよwwww」 女(次こそは……! 次こそは……!) 女「トイレに行きたい・・・だがめんどくさい・・・」 女「今日は男も来てないし・・・」 次の日 男「ちょっとこのお茶もらうわ」 女「あー」 ああだこうだ 男「お、もうこんな時間か……」 女「よく飽きもせず、一日中汚い部屋の中で過ごせたもんだな」 男「よく言うわwwwwさて、そろそろおいとまするよ」 女「明日は日曜だから、好きなだけ居てもらっても構わないんだぞ?」 男「や、気がついた時に腰上げないと、いつまでもズルズル居座っちゃうだろ?」 女「……」 男「ちょうど良いから、女も今日は早めに寝なよ」 女(私としては、いつまでもズルズル居座っていて欲しい……) 男「どれ、それじゃ……」 女「男」 男「ん?」 女「……カップ麺をいくつか持って帰るか? 男も帰ってすぐ寝るわけじゃないだろ?」 男「珍しい風の吹き回しだなw ありがたい、もらうよ」 女「なんなら女特製ペットボトル入りアバ茶も付けるぞ」 男「そ れ は な い」 女「ジョークだよ。別段目覚めたりはしてない」 男「余計なことを言わなければ疑われないものを……」 女「男! ……寒いから、気をつけて」 男「うん、女もな」 女(次こそは……! 次こそは……!) 言えないダメなクールさんシリーズ、完。お粗末様でした。 【電池】 女「男、そこのリモコンをとってくれ」 男「ちぃったぁ動けよ……はいよ」 女「……む?」 カチカチ… 男「あ、電池切れか?」 女「むむ……」 ぎゅー… 男「いや、強く押しても無理だって……」 女「ふむ」 パカ! 男「?」 ゴロゴロ… カチッ! 女「これでよし」 男「あ?転がしただけじゃ――」 カチ!ピッ! 男「!え、あ、点いた?」 女「ふふ、私を舐めるな。電池がなくなった時の対処法など、もう5年も前に 開発しているわ。こうやってな、転がすと――」 男「買いに行けよ」 女「……それは……めんど――」 男「いいよ。行ってくるよ……そのうち太るぞお前……」 【夫婦】 女「男、おはよう」 男「ん?おはよ。ごはんできてるから、顔洗って来い」 女「めどい」 男「わかったよ。洗ってやる」 女「あーん」 男「はいはい……」 女「もぐもぐ……ん、腕を上げたな?」 男「そっか?そう言ってもらえれば嬉しいよ」 女「うむ。それじゃネトゲするぞ」 男「はい。昼ごはんはそこの机に、電子レンジで温めて食えよ?俺が仕事から 戻ってきたら晩御飯な?」 女「うん。ハンバーグが食べたい」 男「わかった。じゃあ行ってくる」 ちゅ! 女「――っていう夢を見たぞ」 男「……涙出てきた……」 男「あ゛ー昨日のマラソン大会で筋肉痛だわー」 女「男子たるものがだらしのない。私を見習え」 男「普段ほとんど外にも出ないくせに体はしっかりしてんだな・・・」 次の日 男「どうした?また遅刻か」 女「ぐっ、不覚だ・・・!まさか筋肉痛が二日遅れで来るものだとは・・・っ」 男「お前はおっちゃんか」 ダメクールと相良宗介のコラボレーション 女「こんばんは、相良。」 相良「む…」 女「カップ麺があるが食べるか?」 相良「いただこう」 女「あ、お湯がない…。沸かすのめんどくさいし…このまま食べちゃえ」 相良「女。カップ麺とやらはこの固い麺をかじるのか?」 女「そうだ。この粉をかけて食べる。…ふむ、この食べ方はいいな」 相良「(ポリポリ)む…美味いな。だが少し味が濃いような」 女「こんなものだ。…って相良、何してる?」 相良「いや、この部屋の乱雑さは敵の侵入を妨げるよう散らかしてあるのだろう?進路を妨害するように配置を変えようとおもってな。」 女「さすが私だ。」 相良「うむ、さすが女だ。外で敵と遭遇しないために拠点に立て篭る選択も悪くない」 女「相良もそうすればいい。外よりは安全だぞ」 相良「検討しよう…と言いたいが千鳥が怒るのでそれはできない」 千鳥 男「何かシュールだ…」 二人でテレビ観賞 TV「実録!働かない若者達~」 ニート「働いたら負けかなと思ってる」 女「まったく・・・最低限の義務も果たさずに権利のみを主張する。 現代社会にはびこる寄生虫だな」 男(せめてこいつにも『自覚』ってもんがあれば・・・) 男「お前そろそろテスト勉強しないと本気でヤバいよ」 女「いや……私は勉強しないことで皆の役に立ちたいんだ」 男「おう、平均点を下げるとかじゃないよな?」 女「私が勉強しないと、当然私は酷い点を取る。最悪留年するだろう」 男「最悪っていうか、ストレートに留年するぞ、このままだと」 女「そんな悲惨な状況にある私を見て、クラスの皆はこう思うはずだ。『ああ、あんな風にならないよう頑張ろう』。そして輪を掛けて必死で勉強するようになるだろう つまり私は己の身をていして、皆の成績向上に貢献しようとしてるんだ…… だから私は、あえて勉強しないんだ。立派だろう?」 男「……逆にお前が猛勉強して学年首位になっても、皆お前目指して頑張ろうって気になるんじゃね? ポジティブな気分で」 女「よし、蜜柑食べようか」 男「本当の所は勉強したくないだけなんだろ」 女「……まぁ、そういう説もある」 男「諦めて勉強しなさい」 女「(´・ω・`)」 前 次
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/37.html
生徒会・SS 合計点 +32 生徒会・SS合計点 +32 +2『空気すらクラッシュします。』 ウリエルおいしいなー +3『アーメディウス、起動』 なんで一人だけロボットものやってるんだw +2「星に愛を」 木星兄さんの株がグングン上がるなぁ。 +3 『やっぱりふたりはいつものふたり』 その話大好きなんだよ、ちくしょう。 +3 涼原カヤ『フランソワの笑顔と真野の思い』 伯爵さまの評価の高さに吹いた +3「OSR演説」 前半ブリーチじゃねえかwww +1 涼原カヤ『アメマ』 間寛平かと思ったら全然違った。 +2 《真野 皇平・聖イエス・寄井》 俺も聞いてねーぞ! +3 「とある準惑星の憂鬱」 木星兄さんは結構フラグたててるなーw +2「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」その2 木下なめんな! +3 「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」 ヤスヒロくん一人でデスハールは無理だよ! +2 「AD30468年―歴史の外」 いきなり死亡フラグをたてるからw +2 『忘却の概念』 木星ははずみで校舎の窓ガラスを割るような勢いで壊されました。 +1 『死んだ私がそこにいる…』 続きが気になるけどとりあえず+1で +2『空気すらクラッシュします。』 ウリエルおいしいなー 「ねぇねぇ、ウリエル、ブッダー!この無益な戦いに愛を説く前にさー、記念写真撮ろうよー!」 「ああ、いいねぇ。私は別にかまわないけど、ウリエルさんはどうですか?」 「ええ、私もかまいません。」 「じゃあじゃあ、私とブッダの間にウリエルで、三脚立てよう、三脚!」 「本当、こういう時は行動力あるなぁ、イエス…。って、あ!なんで新撰組の服着てるのっ!」 「えー、やっぱり勝負服…みたいなところあるじゃない?」 「それはないよ!仮装パーティーじゃないんだから!」 「まぁまぁ、早く写真を撮りましょう。」 「うんうん、さすがウリエル!仕切るねぇー。じゃあ撮るよー。」 バシャッ! 「よーし、すぐ現像するぞー!私記念に持って行くからね!」 …1時間後。 「あれ…これ…」 「なんか…すごくぶれてる…っていうかフラッシュ焚いてないのにすごい光が…。 ウリエルだけすごくハッキリ写ってるのに私とブッダはブレで幽霊みたいなんだけど…」 「…ああ、私が光りました。すいません。イエス様は壁キャラですし、 どうせ戦いで活躍するのは私なんで、私メインにさせてもらいました。」 『ちょ…なんでそういうことハッキリと言うn…』 【---破壊天使ウリエルは、その場の空気すらクラッシュします。】 +3『アーメディウス、起動』 なんで一人だけロボットものやってるんだw 「…本当に良いのか?纏衣…」 「うん、これは私が決めたこと。おじいちゃんは気にしないで」 新希望崎ロボット研究部・第5264番倉庫、 全長15メートルほどの機動兵器の前で、眼鏡の少女―寄井纏衣は この機動兵器の製作者である祖父に告げる。 「…正直言うと、これに乗って父さんが死んだって聞いた時は、 機械なんて二度と見たくもなかったわ。 私もまだ小さかったし、父さんが死んだってことしか聞いてなかったから。 でも、本当は地球を守って死んだってことを聞いてからは、 この…父さんに守られた命で、私も誰かを守ろうって決めたの」 「…そうか。ならば何も言うまい。 おまえの言うとおりに、塗装も塗り替えた。 初めての孫へのプレゼントじゃわい」 「ありがとう、おじいちゃん」 そういって纏衣はコクピットに乗り込む。 「システム起動… C-2ドライブインターフェース、セット。 イージスシステム、待機モード。 システムオールグリーン。 …え?通信?…じゃない。何だろう?」 ポチッ 「あーあー、聞こえてるかな?」 「…!?父さん…?」 そこの現れたのは死んだはずの父―の、最期の映像だった。 「えーと、まず何から言おうかな… あ、最初に… すまん!俺ァ地球に戻れねぇみたいだ! とりあえずオートパイロットで機体はそちらに送るが、データ領域以外は 完全にやられてる。あとは親父にまかせる。 ていうかコレを誰かが見てるって事は俺、もう死んでるわけだが… 最後に家族に一言、ってやつでもやるかね。 あー… メイ、纏衣、ホンットすまねぇ。もうお前達を守ってやれない。 んで纏衣。たぶんこれを聞いてるのはお前だと思うが… 戦うなら、何かを守るために戦え! この機体はそれを可能にしてくれる。 はあ~、駄目だ。全然言いたいことまとまらねぇ… しまらねぇなあ。まあいいか。 それじゃ、さよならだ」 「…何よ、この記録…! 言ってること支離滅裂じゃない…!バカ父さん…!」 おそらく、死の直前に撮ったものであろう記録… 短く、内容もめちゃくちゃだったが― 「でも、わかったわよ、父さん。 生徒会のみんなは、私が守る。守ってみせる!」 「アーメディウス、発進!」 +2「星に愛を」 木星兄さんの株がグングン上がるなぁ。 「好きだーー!!」 「……え?」 数万年前姿を消した冥王星、彼が今回の戦いに参加するらしい。 水星からそれを聞いた保志は早速彼の元に駆けつけた。 「好きだーーーー!!!」 「あの・・・・・・」 「好きだーーーーーーーー!!!!」 「ちょっと・・・・・・」 「好きd」 「いい加減にしてください!!」 愛する対象から向けられた突然の叫びに、保志は不思議そうな表情をして口を閉ざした。 彼にとって星とは愛し愛される存在であり、愛を叫べば応えてくれることが当然だったのだ。 「なぜ君は僕の愛を受け止めないんだい? 他のどの星も僕の愛に応えてくれたというのに」 「……あなたは木星兄さんのことを知っていますか?」 「もちろん知ってるよ。僕はどんな星のことも知っている」 木星、太陽系で一番の大きさを誇った惑星。 他のどの兄弟よりも雄大な心と体を持っており、長男として個性の強い弟達を上手くまとめていたという。 水星、火星、金星、地球、太陽、天王星。彼の話をするときはどの星も寂しげな表情を浮かべる。 彼について語られる内容はどの星の口からも変わらず、彼がどれほど素晴らしい惑星だったか、いなくなったことがどれだけ悲しかったかということだった。 保志が生まれる前に消滅していたため、木星については星達からの話でしか知らないのだが、出来れば会って愛を語らいたかったと思っている。 「僕は兄さんの敵を取るために今回の戦いに参加するんです。ですからあなたと遊んでいる暇はありません」 「君は……」 木星が消滅する数万年前、冥王星は準惑星に降格され姿を消したはず。 他の星から冥王星の話が出るときも、小馬鹿にしたようなことがほとんどであり、他の惑星からどのような扱いを受けてきたのか容易に想像できた。 おそらく辛い生活をしていただろう彼が、何万年も前に会ったのが最後の兄に対する気持ちを、恨みに押し潰されることもなく持ち続けていることに、保志は心を打たれた。 彼のことをもっと知りたい、彼の助けになりたいと思った。 「つまり、敵を討てば僕の気持ちを受け止めてくれるんだね!!」 「え? いやそれとこれとは話が別で」 「そうと決まれば早速行こう! 打倒番長グループ!」 「ちょっと、人の話聞いてます!?」 冥王星の言葉が終わるより早く、保志は生徒会のもとへと向かった。 打倒番長グループ、そしてその後の冥王星との逢瀬を夢見て…… +3 『やっぱりふたりはいつものふたり』 その話大好きなんだよ、ちくしょう。 「ねー、イエスー…。本当にキミひとりで行くのかい?」 「モチロンだよ、ブッダ!!私が行かないで誰がこの宇宙を救うの!」 「…だってキミ、押し売りでさえ怖いんでしょ…? 無理しないで私も一緒に行くよ…?」 「む、無理なんてしてないよ!私だって神の子だもの!頑張るよ!」 「ってほらーッ!もう聖痕開いてるじゃない!ガマンしちゃダメだって言ってるのに!」 「怖くないよ、ハハハハ…ほら、うん、ウリエルたちもいるし…?(ニコ)」 「ジョニデっぽい角度で頑張ってもダメだよ!無理してるでしょ、もうー…」 「いや、でもさ、ほらコレ見てよ…。」 「パソコン?なになに…ああ、これイエスのお気に入りのブログのひとつじゃない」 「その記事にさ、書いてあるんだよね…。私の尊敬するブロガー、あー麺さんがね…。」 「あー!!ほんとだ!宇宙に新しい秋葉原的聖地が出来たって書いてあるー!!」 「…この無益な戦いを終わらせて、行くべき…でしょう?(ボソッ)」 (そっとブッダに【激安!石窯スチームオーブン!】のチラシを見せる) 「(ここだと石窯スチームオーブンも…すごく安いんだ…。) …イエス…これは平和のために早く戦いを終わらせるべきだよ、ね…? ”今”」 「まぁ、神の子としては…?」 【---二人の間で薄ら暗い取引が成立しました。】 +3 涼原カヤ『フランソワの笑顔と真野の思い』 伯爵さまの評価の高さに吹いた 「あなた――バカでしょ!?」 こいつは声を荒げた。 「まだ、生きていたのか! スズハラ機関!」 「だから、あなたバカでしょ!」 突然、剣を振り上げ、襲いかかってきた男、名をヤスヒロと言うらしい。 「俺は勇者だ!」 「みなさん、お逃げなさい! ダメだ……! 彼はあの剣に完全に取り込まれている!」 口髭を生やした男が、すぐ傍の野次馬に向かって、そんなことを叫んだ。 「俺は勇者だ! 俺は勇者だ! 俺は勇者だ! フハハハッハハ」 『何してんの?』 私は涼しげに、こいつの顔を覗き込む。 こいつというのは、もちろん、私を殺して、その体を奪っている奴の事だ。 『私を殺したときみたいに、ぱぱぁ、殺っちゃえばいいじゃん』 『あれは……一度しか使えない……それに、あんな、バカと……誰が同居できるか……!』 「ウオオオッ、俺は勇者だ!」 うん、それは、なんか分かる気がする。 「お下がりなさい! 危険です!」 「あの……口髭……!」 口髭の男が、まだ何かをのたまっている、と憎々しげに、こいつは口髭の男を睨んだ。 「ゴーテ伯爵!」 周囲を賑わせていた、野次馬に動揺が走る。 私は口髭の男――ゴーテ伯爵を知っている! ゴーテ伯爵は、どこぞのヤスヒロとは違う。そんな肩書きだけの男では、断じて無い! ゴーテ伯爵は、その肩書きに恥じない、立派な人だと、ここにいる誰もが、知っていた。 突如、ヤスヒロの中二スレイヤーが、光を放ち、私との体と、その向こうの野次馬とを一閃しようとした瞬間――ゴーテ伯爵が、自分の身をていして、中二スレイヤーの前に飛び出した。 「ぐっ!」 ゴーテ伯爵の体に、ずぶりと、ヤスヒロの剣が突き刺さった。 「伯爵さま――!」 少女が悲鳴をあげた。 そして、ゴーテ伯爵に駆け寄ろうとするのを、すぐそばの少年が押さえる。 「フランソワ……! 行っちゃダメだ!」 「いやあ! 伯爵さまが――!!」 ヤスヒロは目の前の相手が、誰かも分からない様子で、雄叫びを上げた。 「ウオオオッ、勇者ばんざーーーい!」 恍惚の表情で、ヤスヒロは、ゴーテ伯爵の胸に、もう一度凶刃を叩き込んだ。 気づけば、私の目の前には、真っ赤に染まった中二スレイヤーを片手に、呆然と立ち尽くすヤスヒロと、血だらけのゴーテ伯爵が、横たわっていた。 「伯爵さま――! 死んじゃいや――!」 フランソワという少女が、横たわる伯爵に駆け寄る。 「いいのです……何の力も持たぬ私が……みなさんのために、こうして役に立てた、私はそれがうれしいのです」 「いや! いやよ! 伯爵さま……。そんなこと言わないでぇ……」 ぽろぽろと涙を流すフランソワ。 一連の出来事を、面白がって見ていたものたちが、冷ややかな目線をヤスヒロに向ける中、一人だけ、フランソワを心配そうに見つめる者がいた。そして、ふらふらと、おぼつかない足取りで、伯爵の方に歩み寄る。 凄惨な姿で横たわるゴーテ伯爵……。 ヤスヒロが狼狽した様子で、真野の顔を見る。 「皇平……! どうしよう……俺……伯爵さまを……!」 しかし、真野はそんなヤスヒロを無視して、フランソワの背後から、ゴーテ伯爵を見下ろす。 「伯爵……」 すでに、伯爵は息を引き取り、フランソワのすすり泣く声だけが、重苦しい部屋の中に響き渡っていた。 「こ、こんなの……」 真野の頬に、一筋の涙が伝った。 「こんなの聞いてねーぞ!」 真野の咆哮が、部屋を貫いた。 「伯爵さま」 そこには笑顔を取り戻したフランソワがいた。 +3「OSR演説」 前半ブリーチじゃねえかwww 「諸君 私はOSRが好きだ 諸君 私はOSRが大好きだ 後出しが好きだ 紅茶が好きだ 自宅待機が好きだ 変身が好きだ 余裕が好きだ 奥の手が好きだ スペイン語が好きだ 尸魂界で 流魂街で 虚圏で 虚夜宮で 現世で 空座町で この世で行われるありとあらゆるOSR行為が大好きだ 回想によってパワーアップした雑魚が強者を一撃で倒すのが大好きだ アーロニーロが油断して朽木ルキアに殺される時など心が躍る 先に卍解した奴がことごとく負けていく様が好きだ 日番谷君が大紅蓮氷輪丸を出して瞬殺された時など胸がすくような気持ちだった 瀕死の主人公が毎回わけのわからない力でパワーアップするのが好きだ さすがに今回は死んだと思ってても予想通り復活する様など感動すら覚える 非OSRな奴らが次々とやられていく様などはもうたまらない 「チャド?恋次?誰だっけそいつら?」と言われているのも最高だ 科学者対決でザエルアポロさんが健気にも立ち向かってきたのを マユリ様がさらなる変態っぷりで圧倒した時など絶頂すら覚える 虚閃で服と建物だけが滅茶苦茶にされるのが好きだ 目標にしたはずだった敵がダメージを負ってないのはとてもとても悲しいものだ 情けをかけて止めを刺さないのが好きだ 勝負がついて「殺せ」と言ってるのに拒否されるのは屈辱の極みだ 諸君 私はOSRを 死神のようなOSRを望んでいる 諸君 私に付き従う生徒会諸君 君達は一体何を望んでいる? 更なるOSRを望むか? 情け容赦のない十刃のようなOSRを望むか? 自宅待機の限りを尽くし食後の紅茶を飲むようなOSRを望むか?」 『OSR!OSR!OSR!』 「よろしい ならばOSRだ 我々は満身の力を込めて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ だが このインフレ世界の底で3万年もの間耐え続けてきた我々に ただのOSRではもはや足りない!! OSR世界を!!一心不乱のOSR世界を!! 我らはわずかに20人の生徒会にすぎない だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している ならば我らは諸君と私で総兵力1万9千と一人の軍集団となる 我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう 髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう 連中に紅茶の味を思い出させてやる 連中に石田雨竜の存在を思い出させてやる 天と地のはざまには奴らの哲学で思いもよらない事があることを思い出させてやる 20人の生徒会の戦闘団(カンプグルッペ)で 世界をオサレ尽くしてやる」 「特殊能力発動開始 『ダイスロール』始動 成功!全OSR解除! 「生徒会会長より全生徒会員へ」 目標番長グループ!!」 「インフレダンゲロス 状況を開始せよ 征くぞ 諸君」 +1 涼原カヤ『アメマ』 間寛平かと思ったら全然違った。 将来どうしようかとか。 将来何しようかとか。 未来なんか意識したこと、これっぽっちもなかった。 なんとなく大人になって、なんとなく、そういうの全部分かるもんだと思ってた。 そして、出来るなら、いつまでも、こうしてられたらなあ、とか思ってた。 けど、人生なんてこんなもの。なんだか間の抜けたドラマみたい。 『どうして、私を狙ったの?』 私を殺したそいつにこんなことを聞くと、そいつはしたり顔で、 『誰でもよかった。ただ、偶然ではあるが、あなたを選んだのは、一つの運命』 と、まるで思春期の万引き犯みたいな言い訳をする。まぁ、私に人のことは言えないけど、やっぱり腹が立つ。 『あんたってさー、何者なの?』 『忘れた。一つ確かなのは、これもあなたの思いの形』 こいつの話は、まるで、哲学の問答をしているようで、全く中身を感じない。終いには、小馬鹿にした笑みを浮かべながら『あなたは知らないでしょうけどね』だ。 そんな、意味分かんない世界のことなんて、知りたくもないし。 『あんたに説法を教わる気ないから』 と、私も言う。 『そうですか。それではまたの機会に』 そいつは、爽やかな――絶対に私がしないような――笑みを作った。 ショウコが、周りに愛想振りまく時と、同じ笑み。 『ムカつく』 ぼそりと吐き捨てた。 自分の顔と言えどもぶん殴りたくなった。 そもそも、私の体を乗っ取って、こいつは何をする気なんだ。 今になって、ふと、そんな疑問が浮かんだ。 『あんた、私の体使って、何する気だよ……』 そいつは勿体ぶったように、『ふふん』と得意そうに私を見た。 『人の歴史を終わらせるため』 『……はぁ』 何言い出すかと思えばこれだ。 結局、こいつは私に何も話す気はないらしい。 『歴史は、世界の中で常に記憶されている。記憶を保存する容量には、絶対的に限りがあり、私は世界が、容量オーバーで崩壊するのを、防ぐために――』 『はい、はい、もうわかったから』 私はそいつの話を、そこで切り上げさせた。 こんな話聞いてても仕方がない。 一方、そいつは不服そうに、私の顔を睨んだ。 『――私があなたに宿ったのは、私が概念であるが故に、世界に直接働きかける術を持たないためだ。概念は概念のみでは、機能し得ない。私には私の能力の有効範囲を確かにするための、いわば触媒が必要……』 また訳の分からないことを、ブツブツと呟き始める。 訳が分からない。 +2 《真野 皇平・聖イエス・寄井》 俺も聞いてねーぞ! 目の前で繰り広げられる光景に、真野皇平は混乱の極みにあった。 大きく卓球のラケットを振りかぶり、 さわやかな笑顔とともにサーブを打つ、聖イエス。 「ははは、いくよー、そ~れ!」 そしてそれを笑顔でレシーブする寄井纏衣。 「わあ! 危なーい」 間一髪、ピンポン玉代わりの青い球体が ブラックホールに吸い込まれる直前で、 寄井纏衣はそれを受け止め、レシーブする。 「おー、すごい、うまいね、寄井さん! 私、これ唯一の得意スポーツなのに!」 「ええー、そんなことないですよー。 私だって球技系のスポーツは インストールしてないんですからー」 彼らが弄ぶ球体はあまりにも青い。 そして美しく、かけがえがない―― そう、地球である。 なにが起きてるんだ。 真野は今にも叫び出したい気持ちで、 口の端からぶくぶくと泡を吹いている。 「それじゃ、もう一本いくよ! このボールを私たちのかけがえのない 地球だと思って、落としたら罰ゲームね!」 「あー、プレッシャー作戦、イエス様ずるーい」 「あはは」 「うふふ」 なんだ、なんなんだ、これが魔人なのか? このとき、真野のストレスは再び臨界点に達した。 そう、彼の叫びは、全銀河に轟く力を秘めていた。 「こんなの聞いてねーぞ!!!!」 +3 「とある準惑星の憂鬱」 木星兄さんは結構フラグたててるなーw 約28500年程前だっただろうか。 私が彼らと別れることになったのは… 「君のような氷の塊が惑星を名乗るなどおこがましいよ」 「あwwwwいたの?君?wwwww」 「君は彼らとは違う。君は彼らの家族ではないんだ」 何処かの誰かの見解によって、私は家族の縁を切られることになった。 いままで幾千もの時をともに過ごした家族ともいうべき太陽系と… 「なぜ私だけ?」 「なぜ私が?」 「なぜ…?」 そう考えながら千万の夜を超えた。 我々惑星にとっては数万年など長いものではない。 だが…孤独の刻はあまりにも長く、寂しいものだった。 そんな彼に、「木星が破壊された」との情報が届く。 体が大きく、優しかった木星兄さん。そんな兄さんが…破壊… 考えるよりも先に動いていた。 彼は戦う。かつて家族だったものの為に。 +2「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」その2 木下なめんな! 昨晩いろいろやって、スッキリしたヤスヒロはようやく旅立つことになる。 仕方なく王からもらった棍棒を装備する。 親父の形見であり、伝説の武器でもある「中二スレイヤー」を見つけるのはずっと後の話だ。 カーレンには井戸の下に住んでいる変な親父から強奪したガーターベルトだけを装備させた。 ヤスヒロの趣味と下心だが、結果としてカーレンのステータスは著しく伸びることになる。 城周辺の宇宙は木下ばっかりであった。 弱いくせにウジャウジャいやがるからウザい。 カーレンがちょくちょく敵を誘惑しているのが、気になって戦いに集中できない。 木下達はもっと戦う気がしてないようだ。常にカーレンに群がって涎を垂らしている。 本当にダメなヤツらだ。まるで犬だな。 そんなこんなでヤスヒロは木下達を薙ぎ払って進んでいった。 “なんと木下が起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている。” “仲間にしますか?” はい →いいえ と、こんな感じで隣星のレーべに到着した。 ヤスヒロは片っ端から民家に押し入り、壷や箪笥からモノをあさっていった。 どうやら勇者は他人のモノを奪っても文句を言われないらしい。 勇者になって良かったと思った瞬間である。 奪ったものを全部どうぐ屋に売ると、王からもらった金の何十倍にもなった。 やっぱりケチだったんだな・・。 一日中歩いたり戦ったりして、疲れたので宿に泊まった。 「おはようございます!昨日はお楽しみでしたね!!」 ここでも言われた。 流行っているのか?とヤスヒロはちょっと思った。 まだまだヤスヒロの冒険は続く・・ +3 「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」 ヤスヒロくん一人でデスハールは無理だよ! それは、ヤスヒロが16歳になる誕生日のことであった。 「おきなさい、おきなさい。私のかわいいヤスヒロや。」 ヤスヒロは母親に起こされた。 「今日はとても大切な日。ヤスヒロが王様に旅立ちの許しをいただく日だったでしょ?」 何のことだかヤスヒロはサッパリ分からなかったが、とりあえず城へ向かった・・。 「よくぞ来た!勇敢なる駒沢の息子。ヤスヒロよ!」 「そなたの父駒沢は別の女とどっか行ってしまった。しかし、そなたなら父とは違い世界を平和に導いてくれるだろう。敵は宇宙死神デスハールじゃ!!」 王はわずかなお金とショボイ武器をヤスヒロにくれた。 “シケた王だな・・”と思ったが、口には出さなかった。 ヤスヒロは宇宙死神デスハールなど、一人で倒せると思っていたが、 一人旅は寂しいのでルイーダの酒場で仲間を探すことにした。 登録名簿の顔写真をじっくりと眺める。 そして、ようやっと一人仲間を決めた。 ちょっと幼そうな感じで、ヤスヒロの好みの顔だった。 「あ、あの・・遊び人のカーレンを・・」 「かしこまりました。カーレンさ~ん!!」 この子と一緒に旅すればきっと楽しい。そう思った。 とりあえず今日はいろいろあって疲れたので、出発は明日にすることにした。 実家で寝ようかと思ったけど、女の子連れて帰るのは恥ずかしいので宿に泊まった。 「おはようございます!昨日はお楽しみでしたね!!」 宿の親父の挨拶が本当に鬱陶しかった。 ヤスヒロの壮大な冒険は、まだ始まってもいない。 続く +2 「AD30468年―歴史の外」 いきなり死亡フラグをたてるからw 「全く、嫌になるね。番長グループの奴ら…あんな古代兵器をどこから持ち出したんだか。 兵器というのは少し違うか。強いて言うなら生体兵器ってとこだな。 …どちらも変わらんな。EFB指定であることに違いない」 一人の男がうんざりしたように呟く。 AD26644年より始まった番長グループと生徒会の小競り合いは激化を極めていた。 その余波によって木星が破壊された後も、争いは止まることはなかった。 「今回で4億2687万…何回だ?ま、回数なんて今となっては関係ないな。 それよりあいつをどうするか考えねーと」 生徒会所属の男―機動兵器に乗った男、寄井護(よろいまもる)は、 地球を警備中、番長グループの送り出した『モノ』と対峙していた。 「ホントに『アレ』が木星をぶっ飛ばしたのかね。データはもらってるが… どーにも信じらんねーな。だってよォ、まるでありゃぁ… いや。見た目は当てにならんな。 …ホントによ、識家だか範馬だかぽぽ一族だか知らんが とんでもないものを放ってくれたもんだぜ」 彼が対峙している『モノ』―今となっては何者かすらわからないが、 それは確かに、数千年前に木星を破壊した『モノ』であった。 「ウチには美人のヨメとかわいい子供が待ってんだ。なんとか無事に帰らせていただけないもんかね」 刹那、その『モノ』が光を放つ。 「!!気づかれた!?イージス発動!」 その『能力』に反応して寄井護は乗機の能力、イージスシステムを展開する。 「うがっ!?何だこりゃ…!EFBってレベルじゃねーぞ…!?」 バリアの許容値を超えるパワーに押し込まれる護。 「クソがァ…冗談じゃ…ねーぞ…! 地球には…ヨメと子供がいんだよ! てめえなんぞに…やられてたまるかよォォォォ!」 限界出力を超え、バリアを展開し続ける護。 ふと、敵の攻撃が止んだ。 (召喚能力か…制約に助けられたな…) 敵の姿は消えていたが、彼も限界を超え、機体も傷ついて動くことができなかった。 (駄目か…エンジンがオーバーヒートしてやがる… じきに爆発するかな、こりゃ) (ま、地球を守れたし…良しとするか) (…帰るって約束、守れなかったな。すまん、メイ、纏衣) +2 『忘却の概念』 木星ははずみで校舎の窓ガラスを割るような勢いで壊されました。 ガヤガヤと近頃何かと騒がしい。 狭い地球に引きこもって、勝手にガチャガチャしてればいいのに、人間たちは、ビュンビュンビュンと、まるで宇宙(そら)を我が物顔で飛び回ってる。 つまらないことで喧嘩して、つまらないことで他人を巻き込む。 こちらは静かに寝ているのに、人間たちはどんちゃん騒ぎ。 『一体どういう神経しているのだろう』 私が言うと、木星は冗談混じりに笑った。 『いつものことさ、またすぐにおさまるよ』 しかし、そう話していた木星は、今はもういない。 人間は何の冗談のつもりか、木星を殺した。どうして殺す必要があったのか分からない。何が目的なのかも分からない。理解不能。 『彼らは全てを破壊するつもりなんだ』 宇宙に散らばる星々の中には、そんなことを言い出す者もいた。 しかし、星々は、人間を滅ぼそうとはしなかった。 私は概念であるが故に、人間とは一定の距離を保てるけれど、物体である星たちは、植物のように、一度標的にされれば逃れることはできない。 だからこそ、彼らの大半は、とうの昔に戦うことを諦めてしまったのかもしれない。 また、一方で、私が感じている煩しさと、星々が感じている煩わしさは違う。 私は概念であると同時に、飽和した感情を、ゼロに帰すために用意された、システムの一部分に過ぎない。 私は『忘却』する。 ただ、それだけ。 宇宙空間に拡散し、人間の歴史は、一気に飽和した。 狭い地球で、コツコツ縦長に歴史を紡げばいいのに、宇宙に進出したことで、それは扇形に無限に広がっていった。 そのキャパシティは、もはや限界に達していた。 それでも私は目覚めなかった。目覚められなかった。 こんなことは、一度や二度じゃなかった。 そのたびに私は、全てを『忘却』した。 それは、私自身に対しても有効だった。 私はゆっくりと、時間をかけ、『私』を取り戻していく。 しかし、今回、その時間が絶対的に不足していた。 故に、私は微睡みの中で、インフレーションしていく狂った世界を、静かに見守った。 +1 『死んだ私がそこにいる…』 続きが気になるけどとりあえず+1で 別に、何か理由があった訳じゃない。 ムシャクシャしてた……って言うと、呆気ないけど、理由なんて理由はなかった。 要するに、ただの八つ当たり。 サイテーだね、だからなに? って感じ。私が何しようと、私の勝手だし。 殺すっていう感覚もなかった。 みんな花火みたいに、殺しちゃうから。 殺される間際の人間って2種類いて、頭が真っ白になっちゃうやつと、やたらと頭が回り始めるやつ。 特に頭が真っ白になっちゃうようなやつは『助けてくれー』って、急に顔面蒼白になって、懇願する。 『なら、死んで償え』 って心の中で呟きながら、私は、 『大丈夫だよ』 って微笑む。何が大丈夫かなんて知らねーけど。 だから、そのときも同じだった。 どこかの誰かが戦争してるの見て、 『やかましい』 と思っただけ。 あわよくば、両軍共々、皆殺しにしてやろうと思った。 自分が殺されるかもしれない、なんてことは考えてもみなかった。 だけど……。私は何の術もなく誰かに殺された。 何が何だか、私はまるで理解できなかった。 まるで、拘束されたかのように、私は見えない何かに縛られた。 頭が真っ白になり、別の存在が、記憶の中に入り込んでくるのを感じた。 一方で、記憶の中の白い領域は、段々と私の中を蝕み侵していった。 『殺してやる……』 薄れていく意識の中で、何度もそう念じた。だけど、気がつけば私は、体と心が切り離されたように、肉体を持たずに浮いていた。 目の前の私は、眠たそうに私を見て、バカにしたように笑んだ。 『もらってくね』 『はあ?』 私はすぐさま掴みかかったが、『私』には触れなかった。 『か、返せ!! 泥棒!』 『返せないよ。あなた、もう死んでるから』 『ひ、人殺しめ! あんた、どういうつもりだ!』 『仕事しようと思って』 私はどこか、奇妙な感覚で、『私』と口論した。 しばらくして、私も落ち着き、頭がようやく回りだした。 操作能力? それが、私の頭に真っ先に浮かんだ。 『あんた、何モンだ?』 そう尋ねると、『私』は、『忘れた』と答えた。 名前がないと不便なので、私はこいつを、ショウコと呼ぶことにした。 『ショウコ』というのは、私の人生の中で、最も鼻についたやつの名前だ。 そして、命名した瞬間、自分をショウコと呼んでいるような気がして止めた。 特に名前はつけずに、『おまえ』『こいつ』で呼ぶことにした。
https://w.atwiki.jp/support00/pages/173.html
SS 作成者: 歩兵イラスト 作成者:霧原涼 1173514475.jpg イラスト拡大 1173527799.jpg イラスト拡大 1173520487.jpg イラスト拡大 1173525544.jpg イラスト拡大
https://w.atwiki.jp/c-stock/pages/65.html
SS1 SS2 SS3 SS4 SS1 それでは少し惚気話をしようか。 あれはいつのことだったか。 私と彼女が特に親密な付き合いを始めた頃のこと。 私と彼女が生涯を誓い合った後のこと。 そして、私と彼女の今だ。 □□□ 「何かしら?」 私が目の前、やや下方にある艶やかな黒髪を撫でると、彼女はそう問うた。 もちろん私が何をしたいか分かっていて、あしらっているだけだ。 「そんなところを触られたら、スイッチが入っちゃうわよ?」 特に熱が篭っている訳でもない、冷ややかな声音のまま、彼女はそう言う。 もちろん私はその行為を止めようとはしない。初めからスイッチを入れる気なのだから。 「あなた、さっき病院に行って栄養剤を注射されて帰ってきたばかりでしょう?」 特に私の身体を労わる風でもない、冷ややかな表情のまま、彼女はそう言う。 もちろん私がそんな程度で彼女を構うことを止めるはずもない。 病める時も、健やかなる時も、私は彼女と共に―― 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 ■■■ 「あなたは何がしたいの?」 私の顔の下で、彼女の漆黒の瞳が私を見上げる。 私は言葉は不要と、彼女の奥深くまで、探索を続ける。 「もう新しい発見なんてないでしょう?」 不安も、不満も感じさせない仕草で、彼女は私の両目をその小さな手で覆う。 私は目を封じられようと困ることはない。 彼女の身体の奥の奥、その一番奥の最深まで、道順は空で覚えている。 私が彼女に関する事柄を辞典に纏めるなら、2冊の辞典が完成されるだろう。 「あなたは何を望んでいるの?」 興味も、疑問も見えない彼女の声色。 私の答えは決まっている。例えその日に新たな決断を迫られようと。 「君と共にどこまでも」 「無理ね」 「どうして?」 「私は今度、オンラインの世界へ旅立つから。あなたにそんな時間はないでしょう?」 「人は3時間も寝られれば十分だそうだね」 彼女の鋭い眼差しが私を刺す。 私の微笑みがその視線を迎え入れる。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 □□□ オンラインの世界は秘境だった。 時に下水道へ潜り、時に密林へ赴き、時に城跡へ足を踏み入れる。 未知の怪物が襲いかかり、未知の罠が張り巡らされ、未知の人々と策を弄しあう。 手に持つ武器は易々と折れ砕け、敵は尽きず、辺りには死体が転がる。 秩序の維持にメンテナンスは欠かせず、何も出来ぬ己に歯噛みする。 そんな未踏の領域で、ある日、私の前を行く彼女は立ち止まり、振り返った。 ただひたすらに耐え、無限に耐え、彼女を追ってきた私に、彼女は問うた。 「あなた、なぜついてきたの?」 もちろん私が何と答えるか分かっていて、あしらっているだけだ。 「君が行くと言ったから」――私の答えに、 彼女は喜びの表情を見せるだろうか。感謝の言葉を返すだろうか。否。 「これをあげるわ」 艶やかな黒髪が揺れ、漆黒の瞳が煌き、冷ややかな声音で、彼女は宝箱を差し出す。 そうでなくてはいけない。そうでなければ彼女らしくもない。 「ありがとう」 私は彼女に微笑みかけ、感謝の言葉を返す。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 こうして私は爆発した。 SS2 それでは少し、彼女について話そうか。 □□□ 「ささやき - えいしょう - いのり - ねんじろ!」 彼女は今日もまた一人、それほど親しいわけでもない人間を絶望の海へ沈めている。 そんな彼女は可愛らしい。 「奇襲 - 首切り - 灰 - ロスト!」 彼女は今日もまた一人、すっかり打ち解けたと思い上がった人間を奈落の底へ放っている。 そんな彼女は美しい。 「君は相変わらず厳しいね」 私は笑顔でそう告げる。 彼女は初対面の者にも、慣れ親しんだ者にも、等しく容赦しない。 物事は段階を踏んで――そんな理屈は通らない。 いわば、レベル1からレベル2になるのが特に厳しいのだ。 極めた先に安泰あり――そんな言葉も通じない。 いわば、レベル100でも一瞬で全てが灰になるのだ。 「あなたは優しくして欲しいのかしら?」 関心も無さそうに彼女は問うた。 それも大変魅力的だけど、と、私は笑顔でかぶりを振る。 平穏なんて、君と共にあるこの緊張には比べるべくもない。 最初からクライマックス――そして最後までクライマックス。 平らかな時など、死んだ後に全て回してしまえばよい。 君といる時に胸高鳴らせず、いつこの胸を鳴らせというのか。 存分に蹂躙してくれて結構。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 ■■■ 「エナジードレイン!」 彼女は今日もまた一人、それほど親しいわけでもない人間の苦労を水泡に帰している。 そんな彼女は輝かしい。 「壁の中に入ってしまった!」 彼女は今日もまた一人、すっかり打ち解けたと思い上がった人間の努力を灰燼に帰している。 そんな彼女は神々しい。 「君は相変わらず人の努力を踏みにじるね」 私は笑顔でそう告げる。 彼女は積み重ねたものを崩すのが好きだ。 どこまでもどこまでも先へ進んだ者を、一瞬で己の足元へ引き戻すことを喜びとする。 彼女を前にしたら、どのような努力も、研鑽も、決して完成を見ることはない。 「あなたはゴールへ到達したいのかしら?」 意味も無さそうに彼女は問うた。 それも素敵な事だけど、と、私は笑顔でかぶりを振る。 達成感なんて、君を追い続けるこの渇望には及ぶべくもない。 完成なし――故に完了なし。 安らかなる時など、死んだ後に全て追いやってしまえばよい。 君といる時に足を動かさず、いつこの足を働かせればよいというのか。 登る山の頂など見えなくて結構。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 □□□ 彼女はいつでも誰にでも厳しい。 彼女はどこまでも無慈悲だ。 彼女について、おおまかにはこれだけ知っていればよいだろう。 これ以上詳しく話そうとしたら、千夜一夜じゃ収まらない。 だがもうひとつ、彼女について忘れてはならないことがある。 「これをあげるわ」 「この宝箱は開けても大丈夫なのかな?」 「95%の確率で何も起こらないわ」 「本当に開けても何も起こらないかな?」 「ええ、もう一度言うわ。95%の確率で何も起こらない」 「それじゃあ開けさせてもらうよ。ありがとう」 彼女はとても嘘吐きだ。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 こうして私は爆発した。 SS3 それでは少し、自分語りでもしようか。 □□□ 「あなたは何で諦めないの?」 その冷たい瞳で私を見据えながら、彼女は問うた。 何度墓石の下へ送り込まれても、 どこまでも迷宮をさまよい歩かされても、 いつまでも暗闇の中を引きずり回されても、 どれほど大切なものを捨てられても、 どれだけ積み重ねた努力をふいにされても、 行き着く先はいつもいしのなかだとしても、 私は彼女を追うことを止めようとはしない。 「私は君を信じているからね」 「私の何を信じられるというのかしら」 「君は私を他の誰よりも酷い目に遭わせてくれると、信じているからね」 私は微笑む。 彼女はその冷たい瞳で私を見据える。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 ■■■ 「あなたは厳しい女が好みなのかしら?」 その凍えるような声音で、彼女は問うた。 決してそんなことはない。 私に優しく接してくれる人と、これまでに多く出会ってきた。 そして、その人達もやはりとても魅力的だった。 あるいは多彩で、あるいは多芸で、 あるいは饒舌で、あるいは親切で、 そういった優しい人達によって、私は育まれてきた。 そういった優しい人達が、私は好きだ。 ただ…… 「そういった人達よりも、不意に訪れるいしのなかの方が魅力的だというだけさ」 私は微笑む。 彼女はその凍えるような声音で応える。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 □□□ 「あなたは結局、何が好きなのかしら?」 その凍てつくような表情で、彼女は問うた。 もちろん、私が何と答えるかは分かりきっているだろう。ただのあしらいだ。 私の手元には既にひとつの宝箱。 彼女からのプレゼントだ。 これを開錠する前に、言うべきことを言っておこう。 私は何が好きなのか。 簡単な話だ。 つまり私は、 こういう風にプレゼントを渡してくれる―― そして、その時にそんな表情を私に向けてくれる―― 「君が好きなんだよ」 私は微笑む。 彼女はその凍てつくような表情を私に返す。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 こうして私は爆発した。 SS4 「知っているかしら?」 「何をかな?」 長い、長いウェディングロードを歩き、その果てに―― 深い、深いヴァージンロードを歩み、その深奥に―― 誓いの場に立つ彼女が、 同じく誓いの場に立つ私に向けて問うた。 「知りて行わざるは、ただ是れ未だ知らざるなり」 「陽明学だったかな?」 純白のヴェールの下で、彼女の冷たい瞳が煌く。 彼女はウェディングドレスの裾を踏まぬように、ゆっくりとこちらへ向き直った。 「あなたは馬鹿ね」 「知っているさ」 彼女と私と、二人の、お決まりのやりとり。 彼女はお決まりのように、冷ややかな表情を浮かべる。 「知っているならなぜ繰り返すのかしら?」 爆発は日常茶飯事で、 墓石の下へ蹴り込まれ、 暗闇の中へ押し込められ、 先の分からぬ迷路で戸惑い、 最後にはいしのなかへと至る。 もう何度繰り返したことだろう。 だがそれは学ばないからじゃない。 己の馬鹿さを知らないからじゃない。 むしろ、しっかりと、知っているから―― 「君が笑ってくれることを知っているからさ」 彼女はその暴虐を行うとき、とても楽しそうに笑う。 厳しく、冷たく、凍えるような、雪を頂く峻嶺のような笑顔を。 彼女は他の誰よりも私に対してその暴虐を振るう。 私は他の誰よりも彼女を笑顔にすることができる。 君の笑顔を見られるのなら、私は馬鹿でかまわない。 「いいのかしら?」 「いいんだよ」 白く輝くウェディングドレスの中、 彼女の艶めく黒髪が揺れ、 彼女の漆黒の瞳が煌き、 彼女は凍てつくような――笑顔を浮かべる。 私は彼女と共にいる限り、何事にも、何者にも、負けはしない。 なぜならば、 私の愛する勝利の女神は、 そのサディスティックな微笑を、 常に私へ向けるのだから。 「病めるときも、健やかなるときも、 悲しみのときも、喜びのときも、貧しいときも、富めるときも、 あなたを愛し、あなたを敬い、あなたを慰め、あなたを助け、 この命ある限り、あなたの笑顔を護ることを誓います」 「病めるときも、健やかなるときも、 悲しみのときも、喜びのときも、貧しいときも、富めるときも、 あなたを爆破し、毒を盛り、墓石の下へ送り、いしのなかへ届け、 この命ある限り、あなたに波乱を与えることを誓うわ」 ありがとう 大魔導師リィ 私は そんな あなたが 大好きだ! 「馬鹿」 こうして私達は結ばれた。 これにて私の語らいは終幕と致しましょう。 それでは、ここにお集まりの皆々様、 どうか、私と彼女との末永き幸福の前途へ、その真心からの祝福を――
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2903.html
ユフィルートしげちーSS 短編:ファーストキス ※ユフィルートしげちーSS本編より数年前の出来事です。 「今日も月が綺麗ですね」 五月下旬のある夜。カズシゲとソフィーはバルコニーに立ち、夜空を眺めていた。 「うん…そう、だね…」 「……?」 どこか上の空のカズシゲに、怪訝な顔をするソフィー。 「カズシゲさん?」 「…ねぇ、ソフィー」 「どうかしましたか?」 「なんでも今日は…キスの日なんだってさ」 「キスの日…ですか?」 首を傾げるソフィーに頷くカズシゲ。 「うん。日本の話だけどね」 「日本には本当にたくさんの記念日がありますよね…」 「そういうわけだから、その…えーっと、なんていうか…」 「…もしかして」 「その…僕もソフィーとキスしてみたいなって…」 「……」 恥ずかしそうなカズシゲの言葉に、さっと顔を赤くするソフィー。 「駄目かな…?」 「…駄目だなんてことは決して…ありません、けど…」 「…じゃあ、いいの?」 「…はい」 頬を酸漿(ほおずき)のように染めながら、ソフィーは恥ずかしげに頷いた。 カズシゲは小さく深呼吸すると、隣に立つソフィーと向かい合う。 一方、真っ赤な顔のまま目をギュッとつむり、ぷるぷると震えているソフィー。 (…ふふっ) あまりにもガチガチになっているソフィーの様子に、カズシゲの緊張が緩む。 (まったく、本当に初心なんだから) まあそんなところが好きなんだけどね、などと考えながら、カズシゲもゆっくりと目蓋を閉じる。 「んっ…」 ゆっくりと、二つの影が重なる。 10秒、20秒、30秒。 離れるタイミングが分からないのか、あるいは離れたくないのか。顔を寄せ合ったまま、動かないカズシゲとソフィー。 やがて息が続かなくなったのか、名残惜しげにゆっくりと唇が離れる。 「「……」」 気恥かしいのか、顔を赤くしながら互いに目を逸らし、もじもじする二人。 「……」 そんな中、ふとソフィーが顔を曇らせる。 「どうかした?」 「…いえ、何でもありません…」 「…今のキス、何か不味かったかな?どこか悪いところがあったのなら…」 「…いえ、カズシゲさんが悪いわけではありません。けれど…」 首を横に振ると、ソフィーは寂しそうな顔をする。 「その、キスの日でなければ…キスしていただけないのでしょうか…?」 「えっ…?」 予想外のソフィーの反応に、虚をつかれたような表情をして固まるカズシゲ。 「…申し訳ありません。我が儘を言ってしまって…」 それを困惑と取ったのか、ソフィーは恥じ入るような表情をして俯いてしまう。 そんなソフィーを、カズシゲは無言で抱き寄せる。 「きゃ…」 「…ごめんね」 「え?」 「謝るのは僕の方だよ。本当はキスの日なんてどうでもよかったんだ。僕はただ、ソフィーとキスしたかっただけで…でも言いだせなくて。キスの日ってのがあるって聞いて、それを口実にしてみただけなんだ。でもそれで変に誤解させちゃったみたいで…本当にごめん」 「そんな…私が勝手に誤解しただけですから…」 申し訳なさそうに言うカズシゲに、カズシゲは悪くない、と言うソフィー。 「…じゃあ、キスの日だからとかそんな理由がなくても、ソフィーにキスしても…いいかな?」 「…はい!」 カズシゲの言葉に、ソフィーは心から幸せそうな笑顔で答えた。
https://w.atwiki.jp/tururi-na3sei/pages/107.html
ヒヨコ軍団~ 多かったのでとりました~ このときはもっとおおかったな 一樹さんとはなしたことなかったときだな・・・・・・おれちびちゃとはじめたばかりのときのです↑ -- キングツルリーナ3世 (2011-03-12 09 05 51) おれくろいとりです -- キングツルリーナ3世 (2011-03-12 09 06 13) 名前 コメント